三重県内における防災・減災に関するさまざまな情報を、防災学習や防災対策、
防災研究に活用できる環境の整備を目的として、「みえ防災・減災アーカイブ」を構築し、
平成27年4月からデジタルアーカイブとしてインターネットを通じて一般に公開しています。
また、県民の防災意識の向上を図るため、「みえ風水害対策の日(9月26日)」や「みえ地震・津波対策の日(12月7日)」にあわせ
啓発活動を行うとともに、各地の展示会やイベントにおいて、みえ防災・減災センターの取組について紹介を行っています。


「みえ防災・減災アーカイブ」は、三重県内における防災・減災に関する情報を広く発信することを目的に、
みえ防災・減災センターが整備・運営するデジタルアーカイブ(電子化して保存した記録物や文書類)です。
「みえ防災・減災アーカイブ」は、過去の災害の情報などをデジタル情報で記録し、現在と次世代の人々のために伝えることで、
県民の防災意識を向上させるだけでなく、地域、企業、行政等の新たな防災活動を生み出す効果が期待できます。
また、みえ防災・減災アーカイブを活用した「防災の日常化」(※)の定着を図るため、
防災を題材にした郷土教育や地域での防災啓発活動や防災啓発コンテンツ作成に活用可能な世代を超えてつないでいくべき
災害の記憶や記録の収集を今後進めていきます。
※ 「防災の日常化」とは・・・防災が「特別なもの」ではなく、日常生活の中に当たり前のように溶け込んでいて、
日々の生活の中でいつの間にか県民の皆様の災害対応力が養われているような状態をいいます。


みえ防災・減災センターでは、「みえ風水害対策の日(9月26日)」、「みえ地震・津波対策の日(12月7日)」などにあわせ、 県民のみなさんに防災について身近に感じてもらうため、シンポジウム等のイベントを開催しています。