みえ防災塾とは

みえ防災塾とは

みえ防災塾とは
みえ防災塾とは

みえ防災塾とは

みえ防災塾とは

「みえ防災塾」とは、三重県の防災・減災活動を担う人材を育てます。

みえの防災を担う人達へ/To the people responsible for the disaster prevention of Mie

みえの防災を担う人達へ/To the people responsible for the disaster prevention of Mie

三重県・三重大学 みえ防災・減災センター長 三重大学 理事(社会連携担当)・副学長 酒井 俊典
三重県・三重大学 みえ防災・減災センター長 三重大学 理事(社会連携担当)・副学長 酒井 俊典

みえ防災・減災センター長からのメッセージ

「三重県・三重大学 みえ防災・減災センター」は,全国に先駆け平成26年に都道府県(三重県)と国立大学法人(三重大学)が共同で設立し,行政職員と大学教員が一体となって地域防災力向上に向けた取組を行っているセンターです。当センターでは,人材育成・活用,地域・企業支援,情報収集・啓発,調査・研究の4つの分野を柱に事業を進めており,その中で「みえ防災塾」は,人材育成・活用の面から,地震や風水害など自然災害に対し,地域で活躍出来る防災人材の育成のため,自然科学,人文社会科学など多方面から防災・減災を学べるカリキュラムとなっています。「みえ防災塾」には2つのコースがあり,基礎コースでは,復旧・復興活動への支援を担う地域防災・減災活動に貢献できる人材の育成を,応用コースでは,先進的・実践的な防災・減災のための計画立案とそのマネジメントを行う能力を持つ人材の育成を目指しています。修了生の多くは,「みえ防災人材バンク」に登録するとともに,「みえ防災コーディネータ連絡会」や「三重さきもり倶楽部」を通じて三重県地域の防災・減災活動に貢献していただいております。また,当塾のカリキュラムは,社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的な「職業実践力育成プログラム」(BPプログラム)として文部科学大臣の認定も受けています。
 毎年のように各地で大きな自然災害が発生し,三重県でも南海トラフ巨大地震の発生や風水害の被害などが危惧される中,地域での防災・減災活動に対応出来る能力を持った人材の育成は重要です。「みえ防災塾」で学び,三重県地域の防災・減災活動に貢献できる防災人材として活躍していただくことを期待しています。

三重県・三重大学 みえ防災・減災センター長
三重大学 理事(社会連携担当)・副学長

酒井 俊典

三重大学工学研究科教授 地域圏防災・減災研究センター教育部門長みえ防災塾 塾長 三田 紀行
三重大学工学研究科教授 地域圏防災・減災研究センター教育部門長みえ防災塾 塾長 三田 紀行

塾長からのメッセージ

 東日本大震災の教訓を踏まえ、南海トラフ沿いで想定すべき最大クラスの地震・津波に対する被害想定が示されてから10年が経とうとしています。そのとき既に三重県が大きな被害を被るであろう東南海地震は、30年以内の地震発生確率が70%と推定され、刻々と時間が経過しています。それ以外にも三重県内では大雨による浸水、土砂災害が頻発しています。このような災害が差し迫った身近な問題であることは皆さんもお気づきだと思います。
ではどうすればよいのか? そのきっかけになるのがみえ防災塾です。災害から身を守る術を知ること、防災・減災対策を行うことはもちろんですが、そのためには自然災害とはどのようなものなのかを正しく知ることが根本的な解決に繋がります。
みえ防災塾は多くの修了生を輩出しており、県内各地で活躍しています。皆さんが、三重県における防災・減災活動の普及と推進に取り組む一員となっていただけることを期待しています。

三重大学工学研究科教授
地域圏防災・減災研究センター教育部門長
みえ防災塾 塾長

三田 紀行

みえ防災塾 アドミッション・ポリシー/Mie Disaster Prevention School Admission Policy

みえ防災塾 アドミッション・ポリシー/Mie Disaster Prevention School Admission Policy

このような人を育てます

このような人を育てます

みえ防災塾の「基礎コース みえ防災コーディネーター育成講座」では、
「みえ防災コーディネーター」として、防災・減災活動に関して、自然科学分野や人文社会科学分野の知識を持ち、平常時は地域や企業などで自主的に防災啓発活動などを行い、
災害時は公的な組織と協働して、復旧・復興活動への支援を担う地域防災・減災活動に貢献できる人材を育成します。

「応用コース さきもり応用コース」では、
「基礎コース みえ防災コーディネーター育成講座」の人材育成の目標に加えて「三重のさきもり」として、先進的・実践的な防災・減災のための計画立案とそのマネジメントを行う能力を持つ地域防災・減災リーダーを養います。
特に、演習や実習における少人数教育、対話を重視した教育を通して、現場で活躍するための応用力や実践力を養います。
両コースの修了生は、「みえ防災人材バンク」に登録されることで、市町や地域の防災・減災に関する人的ネットワークを築くことができます。

このような人を求めます

このような人を求めます

① 防災・減災活動における問題解決の実践に情熱を持ち、三重県地域に貢献しようという気概を持った人
② 自然、社会、文化、人間に対して幅広い関心を持ち、それらの基礎学力を持った人
③ 防災・減災活動を理解するために必要な自然科学、人文社会科学に興味を持ち、それらを応用する能力と自主的に学ぶ意欲を持った人
④ 防災・減災活動に対する旺盛な好奇心を持ち、真摯に問題を探求し続ける姿勢を持った人

みえ防災塾 2つのコース/Mie Disaster Prevention cram two courses

みえ防災塾 2つのコース/Mie Disaster Prevention cram two courses

基礎コース みえ防災コーディネーター育成講座

「基礎コース みえ防災コーディネーター育成講座」を修了すると「みえ防災コーディネーター」として認定されます。カリキュラムは、2つの科目(みえ防災コーディネーター育成講座の24講座)で構成され、定められた修了要件に従って履修します。

(日曜日10:30から16:30)【全10回】

応用コース さきもり応用コース

「応用コース さきもり応用コース」を修了すると「三重のさきもり」として認定されます。カリキュラムは5つの科目とさきもり集中セミナーから構成され、定められた修了要件に従って履修します。
なお、5科目中2科目は「基礎コースみえ防災コーディネーター育成講座」で構成されています。

(土曜日13:00から18:00、日曜日10:30から16:30)【全23回】

入学の対象とする人物像

  • ■ 三重県民の方(自主防災組織、自治会のリーダーなど)
  • ■ 県内の企業に勤務する人(災害対策や事業継続計画立案担当者など)
  • ■ 県内の公務員(災害対策や防災の施策立案担当者、教員など)
  • ■ 津市民防災大学、四日市市防災大学、伊勢市防災大学などの修了生

入学式 6月
修了式 3月

シラバスのPDFをダウンロード
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募集パンフレットのPDFをダウンロード
募集パンフレットのPDFをダウンロード

「職業実践力育成プログラム」(BP)に採択(平成28年12月)
「職業実践力育成プログラム」(BP)に採択(平成28年12月)

「職業実践力育成プログラム」(BP)に採択(平成28年12月)

「職業実践力育成プログラム」(BP)に採択(平成28年12月)

ジャパン・レジリエンス・アワード2015 (強靭化大賞)の金賞(教育機関部門)を受賞!
ジャパン・レジリエンス・アワード2015 (強靭化大賞)の金賞(教育機関部門)を受賞!

ジャパン・レジリエンス・アワード2015 (強靭化大賞)の金賞(教育機関部門)を受賞!

ジャパン・レジリエンス・アワード2015 (強靭化大賞)の金賞(教育機関部門)を受賞!

平成27年3月15日(日)、仙台市市民会館で開かれた、レジリエンスジャパン推進協議会による「第一回ジャパン・レジリエンス・アワード2015(強靭化大賞)」に於いて、「みえ防災塾」の前身である「美(うま)し国おこし・三重さきもり塾」と、「美し国おこし・三重さきもり倶楽部」が、ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)の金賞を受賞しました。
内閣府が進める「国土強靭化基本計画」を産学官民のオールジャパンで推進することを目的に「一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会」が設立され、強靭化(レジリエンス)社会の構築に向けた取り組みとして「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」が創設されました。三重大学が三重県、市町、企業、県民と協働して進めてきた「美し国おこし・三重さきもり塾」と「美し国おこし・三重さきもり倶楽部」による防災人材育成・実践プロジェクトを応募したところ、全国約200件の応募の中から大変に高い評価を受けて「金賞(教育機関部門)」を受賞することができました。表彰式は、国連防災世界会議の併催イベントとして仙台市で行われました。

受賞団体

美し国おこし・三重さきもり塾
美し国おこし・三重さきもり倶楽部

受賞プロジェクト

「『さきもり塾』と『さきもり倶楽部』を両輪とする地域実践型の防災人材育成および防災コミュニティ形成プロジェクト」
(レジリエンスジャパン推進協議会HP「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2015」受賞団体・プロジェクト一覧より)

修了生からの声/Voices from the graduates

修了生からの声/Voices from the graduates

小さなことから こつこつと新谷琴江(平成22年度特別課程修了)

防災に関して何の興味もなかった私が消防団員となりそこから始まった防災への関心。一つの機関だけで防災と向き合っていても一向に変化がなかった。その間に水害があり、大きな台風があり、地震があり、自分の知識の向上を図りたいと考えた。防災コーディネーター終了後、数年後にもっと上を目指したいと思ったときに出会えたのがさきもり塾、たくさんの知識を習得する絶好のチャンスと何よりもたくさんの仲間と知り合えた。これこそ大きな財産と思います。簡単なことから伝えていく重要性、繰り返し伝えていく重要性を重視し一人でも多くの方が防災減災に取り組めたらと願っています。

美し国おこし・三重さきもり塾
-軌跡と展望奥野真行(平成23年度特別課程修了)

様々な場で活躍している仲間と志を同じくして「さきもり塾」という場で学ぶ機会を持てたことが何よりの財産だと思います。私のふだんの本拠地である行政の防災担当部署以外の様々な世界に接することができたことも貴重でした。
単に「何をするか」ではなく、「何のためにそれをするのか」という意識が塾を通してより明確になりました。しかし、それが到達点ではなく、これからも「何が大事か」をより自発的に考え、地域の触媒として少しでも役に立てるよう、仲間たちと日々研鑽していきたいと思います。

さきもり塾・先生・さきもり仲間へ感謝大久保浩(平成22年度特別課程修了)

防災・減災の専門基礎知識からマネジメントまで幅広く学ぶことができ、特に、特別研究ゼミでの個別指導では、先生からの鋭い質問・指導をいただき、貴重な体験を得ることができました。また、一緒に塾で学んだ仲間からも自分にはないものを吸収することができありがとうございました。
今後もさきもり倶楽部を通して仲間と共に三重県の防災力アップのお手伝いができればと思います。

さきもり塾に入塾して松浦利昭(平成23年度特別課程修了)

平成23年3月11日に発生した東日本大震災の後、4月にさきもり塾特別課程に入塾し、この時期に誰もが真剣に考えた「今自分に何ができるか」という言葉を反芻し、1年間の学業を終えました。卒塾後、畑中塾長や葛葉先生から背中を押して頂き、特別研究の成果を平成24年9月に弘前大学で開催された日本自然災害学会学術講演会にて発表することができました。その後も同じ志を持ったさきもり倶楽部のメンバーと共に色々な防災関連の行事に参加し、本当に充実した日々を送っています。

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